千葉教会の歴史
千葉教会は、1879年(明治12年)に宣教を開始しました。千葉県はもちろん、日本全国でも最も古い伝統をもつプロテスタントのキリスト教会のひとつです。
聖書講義所時代の信徒たち。 鈴木幸助を中心に(1894年頃)
1879年、千葉町登戸の海産肥料商、鈴木幸助が東京から牧師を招いて自宅で説教会を開きました。この会は「日本基督一致教会 千葉講義所」と名付けられ、千葉教会の始まりとなりました。
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千葉教会独立記念 池田勤之助牧師を中心に(1907年)
1895年10月、教会堂を建設。初期の頃はアメリカの長老派宣教団体からの支援を受け、何代かの牧師交替が続きましたが、1907年に独立しました。
1908年、森岡謹吾牧師が就任。40年間におよぶ伝道、牧会によって現在の千葉教会の基礎が固まりました。
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土居辰郎牧師を囲んで (1940年代前半)
1940年、土居辰郎牧師が就任。アジア・太平洋戦争の中、キリスト教会は苦難の時代を迎えますが、千葉教会はそれに耐えて礼拝を守り続けました。しかし戦争に協力したことを反省し、千葉教会は平和運動に力を注いでいます。
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伝道開始75周年記念 森岡謹吾・久保田豊武両牧師を 中心に(1951年)
1948年、久保田豊武牧師が就任。戦後のキリスト教ブームの中、教会には大勢の青年が集まりました。今の教会員にも、この時代に洗礼を受けた人たちが多くいます。
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幼稚園開園当時の 園児と教師たち(1950年頃)
1949年、付属幼稚園を開園。会堂の収容能力を上回るほどの子どもたちが集まりました。1971年の休園までの22年間に幼稚園で学んだ人たちが時折教会を訪ねてきます。
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赤坂浩牧師と青年たち (1966年)
1958年、赤坂浩牧師が就任。1960年代後半、安保闘争や大学紛争などでキリスト教会は嵐の時代を迎えます。千葉教会でも青年たちが教会を去り、教勢も落ち込みました。
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高倉謙次・田鶴子両牧師と 長老会メンバー(1988年)
高倉謙次・田鶴子両牧師が就任。聖書研究、家庭集会などきめ細かい牧会によって、教会は活気を取り戻しました。
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三教会共同墓地
1978年、三教会(千葉教会、千葉本町教会、千葉南教会)共同墓地を市原市能満に建設。以来、永眠者を覚えて三教会合同と千葉教会独自の墓前礼拝を捧げています。
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三吉信彦・明両牧師と 長老会メンバー(2006年)
1998年、三吉信彦・明両牧師が就任。
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